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社長ブログ
~未来のために~
阿久津五代子

2023.02.09東京から「あをによし」で行く奈良、JWマリオット

東京から奈良に行く方法はいくつかありますが、東京という近代建築の街から、1300年以上前の原風景が残る奈良に移動する時、何を選びますか?

 飛行機とバス?あるいは、新幹線と電車?
今回は京都から大和西大寺へ走る 近鉄「あをによし」で向かう事にしました。

銀河鉄道999で時間を超えるようなノスタルジックを感じる脱日常。
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この「あをによし」は、正倉院の宝物をモチーフにした天平文様をデザインしているそうです。

写真のエンブレムは吉祥文様 花喰鳥、この鳥はめでたいことが起こる前兆とされる鳥 瑞鳥が花枝をくわえたあしらいということですから、幸先が良いですね。

近鉄は、これ以外にも青の交響曲 などすごい電車があります。


京都から30分、大和西大寺に到着。

最近 悲しいニュースで日本の地方駅の中で最も知られた駅になってしまいました。
新しくて整然と片付いた感のある駅でした。


駅から車で走る事10分。
べットタウン奈良の街並みの少しに見える古都の建造物山々が目に入ります。

僅か2時間半で、1300年前の街にたどり着いた不思議な感覚になると同時に、なんだかホットしたようなやすらぎを感じます。

コンベンションセンターに隣接するホテルが、2020年に日本初上陸した「JWマリオットホテル奈良」

玄関を入るとそこには、何とも言えない芸術的で不思議な空間が広がっていました。右には奈良の山々、左には、神の使いといわれる、牡鹿。 リスムカルな交響曲が聞こえてきそう。。。

1階から2階に上がる黒と木の階段は、まるで時空を上下するような神聖さが醸し出されていました。 

次回は、続JWマリオットの客室とレストランの魅力をお伝えします。

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2023.01.19「心の沸点」結婚式は人生を変える

冒頭、タイトルが大袈裟では、とお感じかとは思いますが(笑)

2022年1月22日 音楽ディナーショーに参加した一組の男女。

男性の価値観は「結婚しない人生もある。気の合う人と一緒に過ごせればそれで幸せ」というものでした。
女性はその価値観を理解し一緒に過ごしていました。二人は好きなアーティストの音楽ライブに出かけたり美味しい食事やお酒を楽しんだり、美しい大人のカップルでした。

開宴時間になり、ディナーショーが始まりました。
進行が進むにつれて会場全体が一体となり、観客が聞きたい曲演奏者が弾きたい曲が一致しどんどん盛り上がっていきました。
美味しい料理とワイン音楽がつなぐステージとの一体感、両方の耳から身体全体に響く音と振動。 
男性の心の沸点は高まり、自身の中にある、奥底につつまれていた気持ちが、
ふと、こぼれました。「結婚しよう」 

女性は、目を丸くしました。まさか 「プロポーズ・・・」

そして、ちょうど1年後の2023年1月 あの音楽と共にふたりの結婚披露宴が始まりました。

最初は「20人くらいでやりましょう」、と話していた二人でした。
ですが具体的に宴をイメージしていくうちに、自分達の周りには「これまでの半生をつくってくれた恩のある人達が何人もいた」ということを改めて確認していったのです。
そして、150人のゲストと二人は、多いに笑い、昔話に花を咲かせました。全国から集合した縁ある仲間達は離れていたい時間を一瞬で戻しているようでした。忘れていた思い出も情熱も蘇りました。新しい出会いもありました。
楽しく賑やかにな集いは一緒に忘れられない時間になったと思います。

この出来事を最初から最後まで伴走させてもらった私は、この一連の経緯から、人が集まるということは、新しい何かが生まれるということ。

長い人生の中間地点で自分達のこれまでとこれからを、関わった人達と一緒に振り返える時間を作ることの偉大さを感じました。

その風景や出来事の全てを心に刻みました人の心と心が交差して感動の核爆発が起こる、そういう出来事でした。

最後に女性は、私にこう言いました。「あのディナーショーが無かったら 私達 結婚してなかったと思います」




2023年1月19日
阿久津五代子

2022.12.232023温故知新「奈良」に注目

数ある観光地の中でも「京都ブランド」って世界的に人気がありますね。

日本の観光地は、とりわけ清潔でキレイで治安も良い。

 そもそも旅行は日常からの脱出、視点を変えて新しい体験をする、いつもの自分を俯瞰するとか、そんな楽しさを求めてますから、その意味では、警戒心なく自分をOFFすることができる日本は、人気があるのは納得ですね。

  京都や大阪は分かりやすい特徴があって既に世界中で認知されてますしランキングでも常に上位です。

 その隣、「奈良県」はどうでしょう? 鹿のいる公園  大仏  古いお寺 というイメージでしょうか?


2022年最後のブログは、「日本」を代表する最古の都、奈良の魅力ついて、書きたいと思います。

 奈良県と言えば、まず最初に浮かぶのは何でしょうか, 鹿

(奈良の鹿は神のつかいとの説も。可愛い動物ランキングでは鹿はランキングされていないのは残念ですが) 

そこで、勝手に考えた「奈良の魅力ベスト5 」は、

奈良の魅力☆タイムスリプできる歴史的風景    

奈良の魅力☆世界遺産保有が日本一    

奈良の魅力☆観光化され過ぎていない原風景    

奈良の魅力☆ピアノ保有率が日本一     

奈良の魅力☆JWマリオットホテルがオープン

歴史的とは、その時代に吹いていた風に今も触れることができるということではないでしょうか。どんなに科学が発達しても時間軸を旅行することは出来ません。から過去や未来に対する願望や憧れは止まないしそれを感じるエッセンスがあると、そのヒントからどんどん過去に入り込んで触れたくなる

たとえば、興福寺の阿修羅像。この像からは1000年以上前の奈良の都の風景だけではなく、像の青く描かれた青い瞳やエキゾチックな様子からは、古代ペルシャやギリシャを感じることができます。世界は「時」という軸で繋がっているんだ、そこにいる自分の時間も紐づけ、自分が今この時間にいる意味合いを自問自答するかもしれません

 

世界遺産(文化遺産)の数は全国1

国内23件の世界遺産(文化遺産)のうち3件が奈良県にあります。

★法隆寺地域の仏教建造物 法隆寺、法起寺 

★古都奈良の文化財  東大寺、春日大社、興福寺、元興寺、唐招提寺、 薬師寺、春日山原始林、平城宮跡 

★紀伊山地の霊場と参詣道 吉野山、吉野水分神社、金峯神社、金峯山寺、 吉水神社、大峰山寺 大峯奥駈道(玉置神社含む)、熊野参詣道小辺路 飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群  

*2020年7月現在、世界194か国の世界遺産リスト登録件数は1,121件 (文化遺産869件、 自然遺産213件、複合遺産39件)

  

また、音楽が身近にある県でもあります。

調査によると全国でピアノの普及率が最も高いのは奈良県⇒34.5%。(日経ビジネス)

奈良県の反田恭平さんは、2021年にショパン国際ピアノコンクールで2位を獲得、51年ぶりの快挙を果たしました。

反田さんは、後進の指導にも精力的で今後、ますます盛り上がるでしょう。5年後10年後が待ち遠しいですね。


そして、訪れる人目線で注目したいのは、宿泊

奈良県初のブランド、マリオットグループ世界139の国と地域に30のブランド、8,000を超えるホテルを有するホテルブランド)2020年にJWマリオットが開業したんです!

これは、世界中から日本好きのお客様がやってきて快適に奈良を満喫できるという事です。

特にJWマリオットブランドは、最上位のカテゴリーに類しリッツカールトンやセントレジスと同じくラグジュアリーブランドです。ホテル名に創始者の名前JWを付けていますから、そのポリシーを体験することも楽しみの一つですね。


これからは、新しい潮流。 見つける時間旅行。

コロナ禍を経て2023年をスタートに、「古きを訪ねて新しきを知る」

今、「奈良」は堪能しておきたい場所ですね!

 

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阿久津五代子

2022.11.01選択的夫婦別姓制度と婚期

先日、人柄も見た目も美しい女性と「婚姻後の姓」についてお話しする機会がありました。

その素敵な女性は2回目の結婚でした。

1回目の結婚で、相手を見誤ってしまった失敗談を話してくれました。

失敗の原因は「あせり」だったそうです。

その女性は家や土地を守らなければならない一人娘で、結婚後は自分の姓になってくれる男性を見つけなければなりませんでした。

 出会った男性が、婿入りしてくれるかどうか、どうやって知るのでしょうか?

でも、知らなければお付き合いできない。

 その結果、ストライクゾーンが狭まります。

そういった場合、女性は晩婚になりがちです。

ですが、晩婚になればなるほど更に狭まるのではないかと不安になり先読みします。

そして、焦りが出てとりあえずこの人で大丈夫だろう、と、希望的観測でコマを進めます。その結果見えるべきものも見えなくなります。

そういった負のサイクルだったようです。

 そのお話を詳しく聞いていた私は、ふと思いました。

もし、結婚しても旧姓を名乗ることができれば、気にせず結婚できる女性がどれだけ増えるでしょうか? 

焦らず、自分に合った人選んで結婚する事ができる人がどれだけ増えるでしか? 婚姻率もあがるはずでは? 少しでも早く結婚すれば子供を授かるタイミングも早まります。老若男女楽しく暮らす世の中になるためにはバランスが必要です。

 この制度について、いくつかの議論がありますが、日本古来の家族制度が壊れるほど多くの女性が結婚後自分の姓を名乗るでしょうか? 

 私30年以上ウエディング業界で、結婚式の様子を細かく見ていますが、自分が選んだ愛する男性の姓になりたくない人がどれほど少ないか知っています。

何らからの事情があり姓を変えることが難しい女性選ぶことができる道があってもいいのではないでしょうか?

それは、言い換えれば「希望」です。

女性として生まれてきた人に、ほんの少しの希望があるだけで良いのです。

 選べる自由があればそこから希望がうまれます。不可能よりほんの少しの自由が大きな希望に変わります。女性が前向きに生きられるように、法律によって少し後押しをしてもらえたら 希望が湧きます。

世界には197か国ありますが、その中で今の日本の様に結婚後自身の姓を名乗る選択肢がないのは日本だけだそうです。


できることなら

これから生まれる女性の為に、今、生きている私達ができることをして、後世に繋ぎたいです。

 

202211月1日

阿久津五代子

 

2022.10.10羽田空港Terminal1ロビー結婚式で2年ぶりの賑わい


皆さん、結婚式に出席する一番の楽しみは何でしょう?「久しぶりに集まれる」「どんな人の結婚するのか、どんな風に幸せか見たい」「パーティのおもてなしワクワクする」色々な楽しみがありますね。近は、コロナ禍で結婚式が延期になってしまい それは悲しいことですが、その反面思わぬ喜びもあります。

 今週のスカイウエディング羽田のお客様は多くの方々から祝福を受けました。

羽田空港は久しぶりに国内外の観光客で賑わいました。あ?2年ぶりです!

2022108ロビー挙式の新郎新婦さんは202012月に結婚式を挙げる予定でした。ところがコロナ禍が長引き2回延期することになってしまったんです。

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そして、その間に子宝に恵まれました! それも、女の子と男の子の双子ちゃんです。

結婚式の中で、生後6か月の可愛い姿をお披露目する事ができたんです。

新郎新婦二人の可愛い赤ちゃんを結婚式のタイミングでお披露目できるなんで、本当に感動します。幸せが3倍です、皆の笑顔も3倍です!


しかも、天気予報では雨でしたが、当日は見たこともないキレイな色合いの夕日が「ギャラクシー」に差し込み、天や神様まで双子の誕生をお祝いしているようでした。

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夕日の色合いも分刻みで変化します。まるでお祝いする笑顔のように美しい空の表情でした。


コロナ禍で生まれた新しいお祝いのカタチ。新郎新婦ふたりだけじゃない新しい家族の出発を、皆でお祝いすることができる結婚式は「家族の原点」を見るようでこんなカタチの結婚式が増えたら とてもいいな、思いました。

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2022年10月10日 阿久津五代子